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アマテン│ギフト券30種の売買サイト│注意点や安全性をすべて説明

アマテンは、Amazonギフト券を含むさまざまな種類のギフト券を、ユーザー同士でオンライン上で取引できるプラットフォームとして知られています。

アマテンは、Amazonギフト券の売買プラットフォームとしての先駆けのサイトです。

設立から長い年月が経過した現在でも、多くのユーザーにそのサービスを提供し続けています。

しかし、一方でアマテンに関しては、ネット検索に「集団訴訟」や「トラブル」といったネガティブなキーワードが表示されたり、Google Mapsの評価が1.7(記事作成時点)であったりするなど、好ましくない噂も一部には存在します。

特に初めてアマテンを利用する人にとっては、これらの情報から不安を覚えることもあるでしょう。

そこで、本記事では、アマテンの基本的な情報や特性、ユーザーの評判、過去に起きたトラブルの事例などを、より深く掘り下げて解説します。

アマテンの基本情報

amaten株式会社により運営されるアマテンは、東京都の一等地に本社を置き、古物商許可を取得している電子ギフト券の取引プラットフォームです。

取引量は年々増加し、2015年度には70億円、2020年には100億円を超え、大規模な取引所へと成長を遂げています。

アマテンの特徴は、取り扱うギフト券の種類の豊富さにあります。具体的なギフト券の種類は後ほど紹介しますが、実に30種類ものギフト券を取り扱っています。

Amazonギフト券だけでなく、iTunesカードや楽天カードなど多岐にわたるギフト券を扱っている点も魅力の一つと言えるでしょう。これらの要素がアマテンを、電子ギフト券の売買プラットフォームの代表的な1社として成り立たせている理由です。

アマテンの買取率は?

アマテンは、各種ギフト券の売買が可能なプラットフォームです。

券種や額面、市場の時期により、売買成約率や買取率が変動します。

売り手はギフト券額面の80%~99.9%の範囲で自由に設定でき、急いで現金化したい場合や人気の高いギフト券を売る場合、個別に売値を設定して出品できます。

買い手は時間を掛けて待てば、割引率の高いギフト券を購入できるチャンスもあります。

買取率・換金率は通常80~85%の割引率で取引されることが多いですが、人気のあるAmazonギフト券やAppleギフトカード/iTunesカードは90%前後となることもあります。

アマテンの手数料は?

アマテンでは、会員登録や購入時に手数料は発生しませんが、売買成立時に額面の1.99%~2.99%が出品手数料として発生します。

また、自分のアカウントから出金するには、手数料として499円(税込)が必要です。出金の最低額は2000円です。

もし、10000円以上の出金をするなら、初回のみ本人確認書類が必要です。

アマテンの手数料一覧(執筆時点)

  1. 出品手数料: 額面金額の 1.99~2.99% (※券種によって変動)
  2. 出金手数料(出金するたびに発生):     499円(※出金は2000円から可能)
  3. エラー手数料(エラー報告をされると発生):  額面金額の 9.99%

これらの手数料や条件は他の同業サイトと比較してやや厳しいと感じるかもしれません。

その一方で、大手のアマテンならではのメリットとして、非常に安い価格でAmazonギフト券やAppleギフトカードを購入できることや、取引のスピードが他の売買プラットフォームよりもかなり早いことから、ユーザーは増え続けています。

これらの手数料も考慮に入れ、アマテンを利用するかしないかを検討するのがよいかと思います。

アマテンが取り扱うギフト券の種類

アマテンは、取扱うギフト券の種類の多さが特徴的で、20種類のギフトカード番号に対応しています。Amazonギフト券、Appleギフトカード/iTunesカード、Google Playギフトカードなど、多種多様な選択肢があります。

アマテンで取り扱っているギフト券の種類(合計30種類、2023年5月時点)

  • Amazonギフト券
  • Appleギフトカード/iTunesカード
  • GooglePlayカード
  • Uber/Uber Eatsギフトカード
  • 楽天ギフトカード
  • BitCash
  • WebMoney
  • ニンテンドープリペイドカード
  • Playstationカード
  • DMMプリペイドカード
  • Lineギフト
  • nanacoギフト
  • paypayギフトカード
  • netflixギフトカード
  • huluチケット
  • U-NEXTカード
  • U-NEXT(見放題)カード
  • DAZNギフト
  • spotifyギフトカード
  • Windowsストアカード
  • NetRideCash
  • T-MONEY
  • Amebaギフトカード
  • Mobage Card
  • greeプリペイドカード
  • C-CHECK
  • レコチョクプリペイド
  • BookLive!プリペイドカード
  • honto

自分には利用価値のないギフトカードも、アマテンなら簡単に換金することができるのが利点です。

購入者にとってもアマテンはこれらの豊富な種類のギフトカードを、通常の価格よりも平均10%程度低い価格でギフトカードを手に入れることができる場所となっています。

もし購入したギフトカードがチャージできなかった場合は、購入後30分以内にエラー報告を行うことで返金も可能です。(後ほど詳細に説明します)

アマテンでギフト券を販売する手順

アマテンで、ギフト券を売って現金を手に入れる方法を説明します。

手順は以下の通りで簡単です

まずはアカウント登録する

まずはアマテンの会員登録から始めます。

本人確認書類のアップロードとメールアドレス、電話番号の登録が必要です。

登録料や月会費は発生しません。

ギフト券を用意する

次にギフト券を用意します。

売却価格が高く、売れやすいAmazonギフト券やAppleギフトカード/iTunesカードがおすすめです。

コンビニなどで販売されているカードタイプよりも、Eメールタイプが便利です。

ギフト券を出品する

ギフト券をアマテンに出品します。ログイン後、「売る」を選択し、ギフト券の種類、番号、額面、有効期限、販売価格を入力。

内容を再確認し、「出品する」をクリックして出品します。取引成立時には出品額面の1.99%~2.99%の手数料が発生します。

エラー報告が無いかをチェックする

出品後はエラー報告をチェックします。

「エラー報告」とは、購入者がギフト券をチャージできなかった場合に報告されるものです。

「エラー報告」をされた場合は、取引は中止となり、額面の9.99%のエラー手数料が発生します。出品したギフト券に問題がなければ、売買が成立し、売上は自身のウォレットにチャージされます。

取引後は出金申請して終了

最後に、出金申請をします。出金申請はウォレットの残高が2,000円以上の場合に可能で、499円(税込)の出金手数料が必要です。出金は24時間以内に行われます。

現金化の例

50,000円分のAmazonギフト券を98%で出品し、取引が成立した場合、出品手数料と出金手数料を差し引いた最終的な振込金額は約47,506円となります。(50,000円 x (98% – 1.99% ) – 499円)= 47,506円

98%で出品していますが、最終的な換金率は95%となっています。このように、出品手数料と出金手数料に関しても考慮することが必要です。

アマテンでギフト券を購入する手順

次にアマテンでギフト券を購入する手順も記載しておきます。

アマテンのアカウントを作成する

まず最初に、アマテンの公式サイトにアクセスし、新規会員登録を行います。

トップページにある「新規会員登録」を選択し、表示される入力フォームに必要な情報を全て記入して登録手続きを済ませます。この時、振込口座と同じ名義にしておくことが重要です。

アカウントにお金をチャージする

次に、公式サイトの会員ページからチャージを選び、手続きを進めます。

銀行からamatenへお金を振り込む(チャージする)必要があります。

ギフト券を購入する

公式サイトのトップページに移動し、ギフト券一覧からAmazonギフト券など自分が購入したいギフト券を選択します。

一覧から購入したい商品を選び、左にある「買う」ボタンを押して購入手続きを行います。

Amazonにギフト券を登録する

購入したギフト券の番号を、ECサイトなどで登録していきます。

Amazonギフト券であれば、AmazonのAmazonのギフト券登録ページに入力します。

これで、Amazonでの購入時にギフト券を利用することが可能になります。

もし登録がエラーとなってしまった場合は、すぐに「エラー報告」を行いましょう。

※購入から30分以内にエラー報告をしないと、エラー商品でも取引が完了したこととなってしまい返金をしてもらことができなくなります。

アマテンで取引を確定する

最後に、amatenに戻り、注文を「確定する」をクリックします。

これで全ての取引が終了します。

アマテンのギフト券の取引成功のコツ

アマテンは、出品者と購入者双方にとって、うまく利用することができればギフト券を高く売ったり、安く買ったりすることができる場所です。

取引成功のためにいくつかのポイントをここでは紹介します。

アマテンでギフト券の取引を成功させるためのコツ

アマテンを出品者としても、購入者としてもうまく利用するコツは以下にまとめることができます。

アマテンでうまく取引を成功させるコツ

  • 取引価格をよく見る
  • 売っても良い / 買っても良い値段を設定する
  • 高く売れる / 安く売れるタイミングを把握する

取引価格をよく見る

最も重要なのは、取引価格をよく見ることです。

アマテンでは、早いスピードで取引がされていることも多く、取引が成約していく様子を見るとつい焦ってしまいます。

しかし、ここで焦るのは禁物です。いま取引されている価格がどのくらいなのかをまずは確認しましょう。

同時に、買い手がつかないで放置されている値段を確認することも重要です。直近の取引実績を見ることもできるので、まずはこちらを見ることで今の相場を把握するのが重要です。

売っても良い / 買っても良い値段を設定する

次にやるべきことは、売ってもよい / 買ってもよい値段を設定することです。

設定といっても特に何か操作をするわけではなく、自分の頭のなかで売ってもよい / 買ってもよい値段を整理するというだけです。

これを行っておくことは意外に重要です。いざ比較的割安な値段のギフト券がでてきても判断が遅いとすぐに売れてしまうといったことを避けることができるからです。

出品者の場合は、売ってもよいと考える値段を自分のなかで設定したら、その値段でまずは出してみることをオススメします。あとは、買い手がつくかどうかは待つばかりですが、いまの相場よりもあまりにも値段だとさすがに書い手はつきませんので、早く売りたい場合は、取引実績がある範囲で値段設定するのがポイントです。

高く売れる / 安く買えるタイミングを把握する

高く売れる / 安く買えるタイミングを知っておくことはとても重要です。

相場は常に動いていますが、出品者目線でいえば月初や年末年始、GWなど連休前の利用はあまりオススメしません。

どの券種でもそうですが、このタイミングになると出品数量が増えて価格が下る傾向にあるからです。

一方で、購入者にとってはこのタイミングは非常にオススメです。安くギフト券を購入できるチャンスなのでぜひ利用しましょう。

 

アマテンを利用する際の注意点を知っておこう

使い方によっては、ギフト券を高く販売できて安くギフト券を購入できるアマテンですが、いくつかしっておくべき利用上の注意点があります。

注意点1:登録できなくても返金されない場合がある

アマテンで購入したギフト券を登録できない場合、取引完了から30分以内なら返金申請を受け付けています。

しかし、30分を過ぎると返金が受けられません。

さらに、ギフト券を販売した会員が返金申請を拒否した場合も返金は受けられません。そのため、1回の取引で大きな金額を購入するのではなく、小分けにして購入することをおすすめします。例えば、6000円分のAmazonギフト券を購入する場合、2000円×3回に分けて購入することなどのやり方もあります。

注意点2:アマテンは会員同士のトラブルにはノータッチ

アマテンは個人間取引のプラットフォームを提供しているだけで、個人間のトラブルには介入しないというスタンスを取っています。したがって、ギフト券が登録できない等のトラブルに遭遇した場合、個人間で解決しなければならないのが基本です。

注意点3:ギフト券が無効になることもある

Amazonでは、ギフト券の転売行為を規約で明確に禁止しています。

「転売サイトで購入したと判明したギフト券に関しては全て無効にする」という立場ですが、特にアマテンはそのなかでも名指しで禁止されています。

そのため、買ったギフト券がAmazonからの制裁措置で、突然無効になるリスクがあります。その対策として、ギフト券を登録したらすぐに使い切ることがおすすめです。

注意点4:アマテンの支払い方法

アマテンでギフト券を購入する際は、前もって残高をチャージし、購入時にチャージ分を使用します。

チャージには住信SBIネット銀行への振り込み、三菱UFJ銀行への振り込み、またはビットコイン、モナコイン、イーサリアムといった仮想通貨を利用する方法があります。

使い終わってない残高を出金するときは、499円の出金手数料がかかることには注意が必要です。

注意点5:ギフト券の売却時の注意点

ギフト券の売却時にはいくつかの重要な観点を考慮する必要があります。

まず一つ目は、売却の時間です。アマテンでは、一度出品されたギフト券がいつ売れるかはわかりません。いってしまえばその時の相場次第です。

そのため、出品後すぐに売れることもあれば、1週間以上経過しても売れ残ることもあります。出品価格が他の出品者と比べて高すぎるか、出品している額面の金額が大きすぎる/小さすぎるなどの理由が考えられます。

注意点6:出金時の手数料

アマテンでギフト券の売却を行った場合、出金する際には複数の手数料が発生します。

出品手数料は出品額面の1.99%から2.99%がかかります。さらにエラー手数料として出品額面の9.99%がかかることもあります(これは購入者からエラー報告があった場合のみ)。

出金時にも499円(税込)の出金手数料が発生します。これらの手数料は必ず計算に入れておかないと、実際の換金率が思ったよりも低くなってしまう場合があります。

注意点7:Amazonアカウントの利用停止リスク

アマテンを通じてAmazonギフト券を売却する際は、アカウントの利用停止というリスクも考慮に入れておくべきです。

Amazonはその利用規約で、ギフト券の転売を明確に禁止しています。違反が見つかった場合、アカウントが一時的または永久に利用停止となることがあります。

購入者だけでなく、売却者にも当てはまる可能性があります。よって、ギフト券を売却する際には、そのリスクを十分に理解した上で行うべきです。

注意点8:不正取引への対応

アマテンを含むギフト券の取引プラットフォームでは、残念ながら悪意ある利用者がいることがあります。

売却者が無効なギフト券を出品したり、購入者が根拠なく「エラー報告」をすることがあります。

そのため、取引を行う際には、十分な対策を講じることが重要です。

例えば、購入したギフト券の利用履歴のスクショを取るなどをする必要があります。

注意点9:プライバシーの保護

ギフト券の売却を行う際には、個人情報がもれないようにやり取りすることが重要です。

うっかり、チャットで不要な情報を伝えてしまったり、アカウント情報やパーソナル情報が第三者に漏れることがないよう、パスワードの設定や二段階認証の設定など、できるだけ高度なセキュリティの設定をしておくのが得策です。

アマテン関連でよくある質問(FAQ)を整理しました

アマテンに登録できるのは誰ですか?
アマテンは日本国内在住の個人や法人を対象としています。但し、18歳未満の方は保護者の同意が必要となります。
アマテンの利用には毎月定額料金が発生しますか?
アマテンの利用については、特定の月額料金は発生しません。
ギフト券をアマテンに出品する際に必要な情報は何ですか?
ギフト券を出品する際には、ギフト券の番号、額面、販売価格、有効期限が必要となります。PIN番号が付与されているギフト券の場合は、こちらも記載する必要があります。
アマテンでの「チャージ残高」は何を意味しますか?
「チャージ残高」とは、アマテンで利用可能な金額のことを指します。チャージ残高は、アマテンでの購入や手数料の支払いに使うことができます。
アマテンから出金する際、振込手数料はいくらかかりますか?
アマテンからの出金時の振込手数料は、一律で499円(税込)です。
アマテンでのギフト券の買取までの時間はどれくらいですか?
アマテンではギフト券の買取時間は、そのギフト券の需要によります。買取時間はギフト券の種類、金額などによって大きく異なることがあります。
アマテンは個人情報をどのように取り扱いますか?
アマテンは預かった個人情報を厳重に管理し、業務以外の目的で使用することはありません。詳細は公式サイトのプライバシーポリシーを見るのが良いでしょう。
アマテンでのギフト券の買取率はどのくらいですか?
アマテンでのギフト券の買取率は出品者が自由に設定できます。ただし、買取率は額面の80.0〜99.9%の範囲内で設定する必要があります。
アマテンは年齢制限がありますか?
アマテンの利用は基本的に日本国内にお住まいの方ならばどなたでも可能です。ただし、18歳未満の方の場合は、保護者の承諾が必要となります。
アマテンで、出金時に買取金額の一部のみを出金することは可能ですか?
アマテンでは出金は基本的に全額を一度に行います。一部だけの出金は原則として認められておりません。詳細はアマテンの利用規約をご覧ください。
テキストのコピーはできません。